リサイクルトナーは、地球環境保護の観点より、カートリッジ部材の有効活用を行っております。感光ドラムやブレードなど、優良部材は積極的に再利用しております。 1度より2度使用することにより、廃棄物が減りさらには、最終処理時に必要とする熱量が減少し、CO2や有害物質の排出量削減に貢献しております。
しかし、消耗部材を必要以上にくりかえし使用することは、リサイクルトナーの品質の劣化につながります。 カートリッジごと、部材ごとの長年の蓄積データをもとに、交換ルールを明確化することにより、環境への貢献と、高品質リサイクルトナーの両立を実現しております。 このスキルがトナー再生工場それぞれの、力量の違いの一つ、ともいえます。
不良・不具合とは、ご存知のとおり、白抜け印字や、色むら・黒線・点などの印字不良が中心で、ガタガタ又はキーンという異音が発生する場合もあります。 これらは、すべてカートリッジが原因で、プリンタが壊れているわけではありません。
よって、特性上、リサイクルトナーは必ず不具合が発生します。 毎回発生する、ということではありません。 弊社の場合で、直近の1年、全アイテム平均で、2.7%の不良率です。この数字は、業界トップクラスの品質ですが、100本使用すれば3本は不良・不具合が発生することになり、いつかは必ず不良が発生します。
ただし、不良・不具合発生時は、1年間の無料保証がついており、カートリッジを再回収し、劣化部材を交換、再調整後、お客様へお届け致します。
リサイクルトナーは環境の保護、コスト削減というメリットと留意しなければいけない点が共存する商品です。 トータルなご判断をいただけれメリットの大きい商品と、思われます。
また、リサイクルトナーをご利用の際は、不良・不具合が発生することを前提に運用ルールを構築されることをおすすめ致します。 拠点数や、使用頻度の高低、求める品質など、お客様の環境や考え方によって運用ルールは大きく異なってくると思われます。
最後に、予備カートリッジをお持ちになる事をおすすめ致します。 1/3〜1/5ぐらいの残量のカートリッジで問題ありません。
※1%を下回る純正品の不良率に比べ、リサイクルトナーが高めになる理由は、上記だけではなく、複合的な要因によります。
|